つい食べ過ぎてしまうことは誰にでも経験があるかと思いますが、常に空腹を感じているという場合は、医学的な理由があると考えられています。
米国立医学図書館(NLM)によると、異常な空腹感を感じる場合、「過食症(hyperphagia)」の可能性があるとのことです。
◆過食症
神経性大食症とは一気にものを食べる摂食障害のうち、それに対する代償行為を行うもののことを言う。
一度に通常の3〜5倍の食事を摂ったあと、体重の増加を気にして、嘔吐、下剤・利尿剤・薬物・過度の運動・絶食による代償行為を行う。
また、人の目を気にして隠れ食いをするケースや、吐くことができずに標準体重を上回り、家に引きこもったりするケースも見られる。
なお、代償行為を行わないものはむちゃ食い障害と言う。最悪の場合自己嫌悪から自殺を図る事もあり、その確率は拒食症のそれよりも高い。
ジェラルド・ラッセル教授によって1979年に提唱され、1980年の米国精神医学会によって摂食障害として承認された。
神経性大食症の人は代償行為を行う場合もあるため、必ずしも肥満しているわけではない。
大半は嘔吐や後の絶食・ダイエットなどで体重を保っている。
過食症という名称から誤解されることも多いが、この症状の根底には無理なダイエットに関する考え方がある事が多い。
このような背景から、女性の方が過食症を発症することが多く、男性の約10倍の患者数が報告されている。
・不安感
・食欲異常亢進(bulimia)などの摂食障害
・妊娠糖尿病を含む糖尿病
・低血糖
・月経前症候群(PMS)
・甲状腺機能亢進症、あるいはグレーブス病などの甲状腺疾患
・副腎皮質ステロイドや一部の抗うつ薬などの薬剤による副作用
一説では、虐待を受けなければ過食症は起こりにくいという話もあります。
虐待を受けた人や配偶者とのトラブルを抱えた人がこの症状に走ることが多いのは、不足した愛情を食べることで、無理矢理補償しているからではないかという考えからです。