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空腹を感じないダイエット

“ダイエット中は空腹に耐えてなんぼ”そう考えている人は多いと思いますが、空腹感を感じているとダイエットは長続きしないものです。
食事制限と聞くと、食事の量を減らさなければならないと考えがちですが、食事制限の基本は摂取エネルギー量を抑えることであり、食事の量を減らせばよいという訳ではありません。

単純に食事量を減らしてしまっては、誰もが極度な空腹感を感じダイエットを継続することが出来ません。
従って、空腹感を感じることなく摂取エネルギー量を抑えるような食事のコントロールが効果的なダイエットを行う上で重要なのです。

最近、「ボリュメトリクス(Volumetrics)ダイエット(=空腹を感じることなく減量するダイエット)」なるダイエット方法が提唱されているのをご存知でしょうか。
ボリュメトリクスダイエットの基本はエネルギー密度の低い食品を摂取することだといわれています。

エネルギー密度とは食品1g当りのエネルギー量を示し、食品の水分含有量に大きな影響を受けます。
つまり、同じ重量の食品では水分含有量が多い食品の方がカロリーは低いということです。

私たち人間の多くは、1日の摂取カロリーよりも1日の摂取食品総重量の変動が少ないと言われています。
つまり、満腹感は摂取カロリーに依存するのではなく摂取食品総重量に依存しているということです。

要するに、何キロカロリー食べたからお腹が一杯になるという訳ではなく、何g食べたからお腹が一杯になるということです。
例えば、板チョコを半分食べてもいまいち満腹感は得られませんが、ご飯をお茶碗一杯分食べれば、空腹はしのげるでしょう。

従って、エネルギー密度の低い食品、すなわち水分含有量の多い食品を摂取することが空腹を感じずに摂取カロリーを抑える食事方法として最適なのです。

このダイエットでは食べ物を一切禁止していません。
食べ物を良いもの悪いものに分類していないのです。
ただし、エネルギー密度で食べ物を評価するように勧められています。
これはこのダイエットの非常に重要なコンセプトです。

エネルギー密度とは、食べ物の中に含まれているカロリー量を表すものです。
いくつかの食品、特に脂質はとてもエネルギー密度が高いものです。
それらはたとえ少量であっても多量のカロリーを含んでいます。
水はそれと正対するものです。水にはカロリーが含まれていないので、エネルギー密度はゼロとなります。
もしあなたがエネルギー密度の高いものを食べた場合、カロリーは直ぐに吸収されてしまいます。
逆にエネルギー密度の低いものであればたくさん食べられると共に、摂取カロリーを抑える事が出来ます。

◆非常にエネルギー密度が低い食べ物・・・非デンプン質の野菜、無脂肪乳、スープ

◆非常にエネルギー密度が高い食べ物・・・クラッカー、チップス、クッキー、チョコレート、キャンディー、ナッツ類、バター、オイル

ちなみにボリュメトリクスダイエットは水分を多く含んだ食品、すなわち、果物や野菜などを推奨しています。
これらはものにも勿論寄りますが、80%〜95%もの水分量となります。
このため、果物や野菜であればカロリーを摂取することなく満腹感を感じられるというわけです。

水分が良いのであれば、単に水を飲むだけでも良いんではないかと思う人もいるかもしれませんが、それだけでは不十分です。
水を飲む事でのどの渇きを癒す事は出来ますが、空腹を満足させる事は出来ないからです。


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